10/07・08 ダイナソー州立公園
この時期なのに、気温が20℃越えの予報が出た場所を見つけました!
こりゃー、絶対に1泊の小旅行だよねー ってことで、久し振りにお泊まりキャンプです。
キャンモアから320km、4時間。
世界最大の恐竜化石層で知られる 「ダイナソー州立公園」へ。
「恐竜の化石」で誰もが思い浮かべるのは、ドラムヘラーの「ロイヤルティレル博物館」
でも、そこは化石の展示で有名なところ。実際の発見や発掘はここなのです。
39もの恐竜の種類がここで見つかり、500以上の標本が世界中の博物館に送られたのだとか。
世界遺産にも登録されるこの土地は、化石の重要性はもちろん、「バッドランド」って呼ばれる独特の景観や川辺の生態系などの重要性も評価されたのがその理由のようで。
個人的にはその3区分された生態系に集まる野鳥のほうに興味があり、
次は5月とか6月ごろに再訪してみたいなぁ って強く思うのです。4月はどうかな?
●Prairie Grasslands(草原地帯)
●Badlands(バッドランド)
●Riverside Cottonwoods(川辺のポプラ地帯)
恐竜には興味がない我が家だけど、
卵の化石や孵化する寸前のヒナの化石や巣が見つかったことで、それまでの単独行動説から集団行動説が明らかになったとか、巨大隕石の衝突が恐竜を絶滅させた有力証拠にもなる、K・T境界層があるとか、想像力を掻き立てられるようなお話は好きです。
最高気温は24度まで上がって、暑いくらいの中での散策。
到着したときは高曇りも、途中からどんどん青空が広がりました。
お陰で快適キャンプ!
ツアーゲストの皆さんからの頂きもので、贅沢な中華鍋。
そして熱燗! 日本酒も高価な名産に欲はなく、キャンモアで買える月桂冠で十分。
暮れゆく様子がとっても美しく、啓子が「まるで外国みたい!」と叫んでました。
いい時間だぁ・・・・・
翌日も快晴! 真正面から射し込む光でテンション上がります。
2日目も周辺の散策。歩くコースがいっぱいあるんだよねー。
「バッドランド」の生態系には Hoodoo っていう奇妙な形の侵食層が広範囲で続きます。
この Hoodoo の大部分は砂岩や石灰岩の柔らかい層で侵食を受けやすいんだけど、途中の硬い
鉄岩(ironstone)だけはそのまま残り、独特の形に。風雨の影響で侵食は少しずる進行するから、もちろん、その姿も変化しているはず。
たまにはロッキーから離れて、違う世界を見るのも新鮮です。
気分良く帰路についたら、カルガリーは雨でキャンモアは2度でした(笑)