6/23~28 山旅人 番外編
今回は「イヤホンガイド」なるものを試させてもらいました。
山旅人が日本からレンタルしてきてくれたのです。
お花を見たり写真を撮ったりのペースが参加者で異なるため、平坦なところを歩くフラワー散策の場合は、かなりバラけてしまうのが常。だからガイドの声もまるで届かない。
でも、これがあるだけで、お花の説明や次々登場する花々を紹介出来ることはもちろん、
「あ”~っ! ここにこんなスゴイ花が咲いてるよー!! 」 って言うだけで、すぐにみんなが集まってきて時間短縮にも繋がる(笑)
さらにハイキングの場合も、
「足元に根がたくさん張り出してる」 とか、「ここが残雪で滑りやすくなってる」とか、
「前から人が下ってくるから右によって」とか、注意を促してリスクを軽減できたり、
「あと10分以内でこの急勾配が終わる」 とか、「この先5分で大休止します」 などの
案内を確実に発信できる っていう大きなメリットがたくさんあります。
通常の日帰りのハイキングツアーなら、この「イヤホンガイド」はかなり役立つはず。
もっと普及するといいなぁ って思いましたよ。
今回の添乗は、山旅人スタッフの津森さん。ようやく来てもらうことが出来ました。
細やかな気遣いはもちろん、優しく穏やかな誘導でお客さんからの信頼をガッチリ掴んでます。
怖がられている田中とは大違い(笑) まぁ、凸凹のほうがバランスが良い(?)
そして、歩き方やギアの的確なアドバイスや身体のケアの方法なども具体的で分かりやすく、
更なる信頼を得るのも容易。いつも笑顔だし、さすが、山旅人のスタッフです。
わずかな時間を使って仕事を素早く片付けてしまうのも、山旅人のポリシー!
「忙しい!」などとは決して口には出さず、「時間は工夫して作るもの」と言い切る。
でも、ツアー中の睡眠時間が短いのですぐにオチてしまうんだけど(笑)
最初の4日間の朝食は、啓子が準備をして、田中と津森さんがお部屋で調理。
皆さんの食欲を間近で確認できるから、リスク軽減にも繋がります。
自分の適量をしっかり食べれるということは、安全なハイキングのために大事なこと。
後片付けも、津森さんの手際良い協力のお陰で毎回スムーズ。
6泊のうち、ランチ5回、夕食2回の担当は啓子。さらに、朝食3回の事前準備も。
出勤前に、または、自分のお休みを費やしての強力には頭が下がります。
彼女の負担は相当なんだけど、皆さんが笑顔になってくれるのがとっても嬉しいんだとか。
いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも、本当にありがとう。
「今日のランチは決して横に倒さないように。啓子がまごころ込めて作ったんだから」
って事前案内したら、ザックまで倒さないよう注意して積み込んでくれました(笑)
お陰さまで、きれいなままの「おにぎり弁当」を食べてもらえました。
ツアーのすべてが終了した日、啓子とささやかに「お疲れさまの会」
お互いに感謝といたわりを込めて。