今週もソープのお話
先週のソープでは3日続けて「ボディーバター」に関わる作業でした。
「Body Butter(ボディーバター)」とは保湿クリームのこと。
特にドライな気候の西カナダでは、重宝されてる人気商品です。
たくさんの成分やエッセンシャルオイルを調合するんだけど、全体の30%近くが「ビーズワックス」 日本語だと「蜜ロウ(みつろう)」って言うらしい。そのままの英語訳だけど(笑) この蜜蝋(みつろう)が高い保湿・軟化作用を持ち合わせてます。
天然の蜜ロウ(みつろう)は濃い黄色。乾くと肌色に近い色に変化する。蜂蜜の香りもほんのり。でも、最後は調合するエッセンシャルオイルの強い香りに消されちゃうね。
ソープでは20種類の「ボディーバター」を製造・販売してます。
http://shop.rockymountainsoap.com/collections/body-care/Body-Butter
現在、クリスマスを目前に控え、バカ売れしてるから生産が追いつきません。
でも、それがソープの商品。
ひとつひとつが手作業だから、僕らの手間と愛情がたっぷりです。
僕が注入している様子。 個人的に大好きな作業です。
ときどき集中力が途切れ、こぼしてしまうことはご愛嬌(笑)
注入した液体が固まったら、キャップをはめながら、はみ出した箇所をキレイに吹きます。 ひとつひとつ、目で確認&手で作業。
さらに、ラベルを貼り付け。 これも1個ずつ手作業。
センターに揃え、上下の高さも合わせ、ラベル内に空気が入らないよう貼り付け。
話は前後するけど、注入前に容器の裏面に製造年月日を示すシールを貼る。もちろん、これもひとつひとつ手作業で。
なかなか地味でしょ?(笑)
でも、この地味ぃ~~な作業が僕は大好き。北米人は苦手な人、多いけどね(笑)
気遣いの出来る仲間に囲まれながら、楽しく働かせてもらってます。
みんないい顔して作業してるでしょ?
ソープの商品を手にしたとき、僕らの顔を浮かべてもらうと、より商品に愛着が沸くと思います。僕らが丁寧に作り上げた商品、皆さんの日常に「シアワセ」を運んでくれるはず。手を洗うこと、お風呂に入ること、肌をいたわること、もっと楽しんでもらえたら嬉しいです。
こっちはオーナー夫妻の Karina と Cam ね。
僕なんかにも気さくに話しかけてくれますよ。