4/14・15 今年も雪上キャンプ
日没が20:30を過ぎたこの時期、虎視眈々と雪上キャンプを狙ってました。
バンフやキャンモアの町はすっかり雪が解け、今がいちばん埃っぽい。
だから、絶えず新鮮な空気を浴びれるのは標高を上げた山中。快適に楽しんできました。
出かけたのはレイクオハラのさらに先にある「シェーファーレイク」付近。往復25km
2年前にもこの周辺でテント泊をしたお気に入りの場所です。
まずはレイクオハラまで、夏のシャトルバスが走る道路を11km
景観の少ない樹林帯を、ひたすら進みます。
気温は3℃なのに、強烈な陽射しのお陰で手袋不要! ありがたいねぇ。
スタートから3時間15分 いつもながら、この辺りが体力も気持ちもいちばんキツイとき。
この先の登りもタフなんだよねぇ。頭の中に景色が入ってるから余計にそう感じる。
9km地点から50分かけて、夏のシャトルバス発着場に到着。ようやく11kmのひと区切り!
明日からお天気は怪しくなる予報だし、青空のうちにレイクオハラへ寄り道しましょ。
美しい! 景色はもちろんだけど、冬ならではの空気と静寂に癒される・・・・
さて、今日はここからが本番。 冬も大人気の山岳ハットを過ぎ、心臓破りの斜面越え。
夏のトレイル脇をひたすら直登!(笑)
荷物がズッシリのしかかる。
登りきったら「シェーファーレイク」 またまた冬景色に酔いしれますわぁ・・・・
予想どおり風が強かったので、木立の隙間にお宿を設営。いいとこ見つかった!
今回、是非試してみたかったのがコレ!
昨年12月の日本帰省で買ってきた「シュラフカバー」 GORE-TEX素材の寒さ対策。
冬は寝息などからの結露が凍結することで朝のテント内がより冷え込むのが難点。
それを快適に導いてくれそうなのが、この製品。
そんなことに耐えてまでなぜ? って聞かれるけど(笑)、「感動が夏より多いから」
澄んだ空気と青空、山も地面も雪化粧した景色。いつもながら、たまらん魅力を感じます。
キツイ陽射しを浴びながらビールでグイっと乾杯! 今日の疲れが吹っ飛ぶ瞬間。
雪の中に埋めておいたので、バツグンの冷え具合。
その後も白ワイン1.2リットルとつまみで、まったり過ごす夫婦の時間。
さて、そろそろ夕食と熱燗の準備をするか って仕度を始めたときに事件発生。
ナント! ガスの不具合?で火を使えず・・・・
あれこれ粘ってみたけど、結局、夕食は泣く泣く諦めテント内で日本酒。
外気温も下がっていくから冷酒に早変わり(笑)
もちろん、翌朝の雑炊も作れず朝食抜きで下山。 ツライ!
昨日とはお天気も激変。青空がほとんど拝めず、同じ場所でもこの違い。
朝食抜きだしこの空模様だし、少しめげ気味です。
帰路もずーっと下りではなく、7割以上が緩い下りか平坦だから、たっぷり3.5時間。
空腹も手伝って、かなりヘバったぁ・・・・ 気温が高いわけではないのに汗だく。
低血糖? エネルギー不足からくる「シャリバテ」に近い状態なのかな??
何かの役に立つかもだから、ある意味必要な体験 ってことにしときましょ。
そんな状況でも、我がお嫁さんはこの笑顔でさすが! 癒されます・・・・(笑)
キャンモアに着いたら、また雪がどんどん積もってきました。
まだまだ冬は終わらないよー! 今後にも期待しちゃうよね。
行き 5時間10分 帰り3.5時間