今週のあれこれ 12/01~12/07
追記 (12/08) 8/16のブログ記事更新
12/01・02
今週の月・火曜日はソープに出勤。
理由は2日間の雪崩講習が木・金曜にあるため、振り替えてもらいました。
その分、啓子との遊びはナシ。 ごめんね。
寒波はどんどん落ち着いてきてます。今回は長居しなかったみたい。
マイナス38℃の日はローカル友人たちのフェイスブックもその話題ばかり。
みんな、激寒や大雪のときは競ってそれを記事にするんだけど、その後のフォローは一切なし。
寒いのもここの表情だけど、寒くない状態・積雪が少ないのも本来の素顔。
下手なメディアの表現じゃーないんだから、寒さだけを大袈裟に強調するのはやめようよ。
12/03
今日もソープ1530個分を造りましたよ。
「アボガド」っていう名前の石鹸は、本当にオーガニックのアボガドを入れてるのだ(笑)
12/04・05
2日間の「雪崩コース」を受けてきました。初日は室内で座学、翌日はフィールドです。
リスクが高い冬の遊びを、もっと深く計画するための第一歩。
『 "プラン A" がダメでも焦らずに。アルファベットはまだ25個もあるんだから』
大自然との対話が出来るようになれば、たくさんの方法があることを学びました。
もちろん、これって日常でも必要なことですよね。毎日が決断を強いられる場面ばかりです。
「AST 1 コース」 "Avalanch Safety Training 1" というのが正式名称。
カナダでは年間に7000人もが受講する、何種類もある雪崩コースの入門中の入門編。
バックカントリーで遊ぼうとする人には超お勧めです。
コース開催の資格を持つ、地元の日本人ふたりが講師。
両名とも現役のガイドさん。しかも、超ハードルの高い「カナダ山協会公認のスキーガイド」
複数の資格を取得したり豊富な経験が必要なため、最低でも5年はかかる大変な資格。
日本語で受講できる僕らはラッキーだけど、こんな専門用語ばかりで進行が超早いコースを、
英語で何種類も受けてきた彼らに敬意を表します。マジ、すごいわ。
2日目のフィールドデイは特に価値ありでした。
今までギモンだったことがクリアになったり、新しいことを学ぶことで新たな "??" が
登場したり、やっぱ屋外で学べることはいっぱいです。
例えば、こういう画像を見ても、受講前とはまるで違う読解力が身に付ついたような。
もちろん、まだまだ疑問点も多いので、今後の勉強次第だけど。
今回初めて学んだ "Companion Rescue(コンパニオンレスキュー)" っていうのは、より実践的で必須の項目です。雪崩に巻き込まれることなく残ったグループで役割分担を決め、効率良く複数人を探していく救助方法。雪中に埋められたザックふたつを掘り起こすまでのシナリオ。
ファーストエイドのときもそうだったけど、「焦る」「パニくる」という精神状態をどう回避するか。リーターシップをどう養うか。知識や経験と共に永遠の課題です。
また、"Avaluator" なる方法も初めて知りました。
自分の山行計画がどれくらいの危険度にあるのか、セーフティラインを表示してくれます。
状況に応じたプラン変更の指標となりますね。
Avalanche(雪崩)と Calculator(計算機)を組み合わせた造語。
かなり上手に考えられたスグレもの。今後はかなりお世話になりそうです。
講師の後藤さん、秋山さん、一緒に受講した皆さん、有難うございました。
これで終了!ではなく、ここからがスタート。これからもいろいろ学ばせてください。
12/07
昨日から気温は上がり続けてます。来週は最低気温がプラスになったり、雨になったりするくらい暖かい日もあるようです。ロッキーが寒いだけの場所じゃーないこと、どうやったら伝わるんだろうか??
先週の大雪で、カナナスキスのクロカンコースが利用できるようになったようです。明日と明後日はクロカンだね!