7/14 ハイキングツアー(草柳ファミリー)
笑顔の絶えない、とってもステキなご家族でした。草柳夫妻&娘の寿子ちゃん。
ようこそ、カナディアンロッキーへ。ようこそ、Wintergreen のハイキングツアーへ。
たった1日だけのハイキングだけど、田中のお願いどおり、機能的なアウトドア用品を
頭からつま先まで揃えてくれました。安全と快適のためには不可欠な装備。本当にありがとー!
母の明子(あきこ)は強烈なキャラ。 よく笑いよく喋る。絶え間なく喋る(笑)
この日のハイキングに備え、
娘とお揃いで「ファイントラック(Finetrack)」 のレイヤリング。完璧!
シューズはイタリアの硬派なアウトドアブランド、「スカルパ(Scarpa)」
岩稜帯も無難に歩ける高価なマウンティニアモデル! これまた不必要なほど完璧!!
でも、下半身はなぜか「ジャージ」 しかも、「3本ラインのジャージ」
このアンバランスさが母の魅力なのか??(笑) 胸に手書きの名前、縫い付けましょう。
まぁ、いざとなったら、雨具のパンツが「ゴアテックス」だから良し! としておきます。
父の隆二さんは、寡黙ながらも優しさが随所に染み出てくる人柄。
家族のことを常に気にかけていることが、諸々の言動からとても伝わってきます。
かつては山歩きもスムーズにこなしていたという隆二さん。不整脈と関わってからは山との距離が空いてしまったけど、今回、最新の装備を揃えたことをきっかけに、山歩きを再開したいと言ってくれました。今日もそうだったように、足元の自然と触れ合いながらのんびり山歩きを楽しんでください。
国旗のサインには、「娘と一緒に結婚40周年記念旅行」と書いた明子さん。
「え!?? 記念旅行なの?? おめでとー!!」 って言ったら、
「実は来年なんだけどね」 って正直に告白。 フライングかよ! (笑)
まぁ、笑顔がとっても良いから許してあげましょ。
「60年以上、生きててヨカッタ!」 「下るのがもったいない景色!」
明子さんの嬉しそうな言葉が印象的でした。
大切な家族の思いで作りに、自分と啓子もご一緒させてもらえて有難いことです。
興味深いお土産、有難うございました! 「いか天」、かなり好物なんですよ。
忘れちゃならない、寿子ちゃんの存在!
最初は両親のためにと探していたハイキングツアー。Wintergreen のWebサイトを見ているうちに、自分も参加してみたくなったとのこと。6ヶ月の乳飲み子を含む子供ふたりは、旦那に預けての堂々参加。こりゃー、ご主人に感謝だね。帰りが遅くなってしまったけど、心配してなかったかな?
アメリカ在住のため、田中と日本のご両親の間で双方への連絡役をこなしてくれました。
大役お疲れさまでした! ありがとう。
さて、寿子ちゃんの許可もいただいたので、今回のツアー中に起きたアクシデントを記載。
今後のツアー安全遂行のため、自分への戒めとしても必要なことなので。
2
バンクーバーからロッキーマウンティニア号にて前々日にバンフ入り。ポートランド在住なので、時差の影響はないはず。前日はサルファーMt.などの観光。事前アンケートでも、アレルギー、持病、常備薬、病歴などハイキングへの不安要素はなし。歩行ペースはいつものツアーのまったりペース。
*スイッチバック終盤からベンチ前まで足取りが重い。表情も渋い。体力不足&日頃の運動不足が本人の自己判断も、気温上昇による熱疲労や、6ヶ月の子供がいるということで、授乳や夜泣きによる寝不足を疑ってみる。生理でもなく、妊娠でもない。
*その後に合計50分ほどの平坦歩き&登りをこなしてランチ。食後の登りでもペースが上がらず。この頃から胸に「つっかえ感」を感じるようになっていたと、後からの本人談。
*ミネスティマレイク到着後、小袋を取り出し自身で座りながら嘔吐。頭痛や倒れこみたいほどの苦
*朝、ホテルで会ったときにはとっても良い表情だったと記憶。
*高山病なら低い場所へ移動することで回復するはずが、嘔吐の後にスッキリ!と表情も急激に回復。その後は快調に無難に下山。
登りに不安がいっぱい!っていうお母さん(63歳)への対応の比率が大きかったのは事実だけど、気付くのが遅すぎでガイドとしては大いに反省すべき。情けない!
寿子ちゃん、すぐに気付いてあげられず、ホントにごめんなさい。しんどかったろうねぇ・・・
せっかく信用して貴重な時間を預けてもらったのに、まだまだ勉強・経験不足ですわ。
これに懲りず、いつかまた家族で遊びにきてね。
今年は他にも血栓や白内障が原因で歩行バランスの悪い人がふたり