3/10 待望の新雪!!
50cm くらい積もったかも!! 待望の新雪です。
とは言ってもキャンモアやバンフ周辺ではなく、レイクルイーズより西や北のこと。
除雪がまるで追いついていないアイスフィールドパークウェイを北上し、
「クロウフット氷河」のビューポイント近くまで走ってみました。
目指すは 「Helen Shoulder Glades」
初めて出掛けてみるコースだけど、途中で夏のハイキングコースに合流するらしい。
何度も歩いた「ヘレンレイク」へ通じる南斜面コースの周辺。なんとなく地形も想像できそう。
降ったばかりの新雪は見ているだけでも清々しい。
きれいな空気を全身に浴びているようで、森も田中家も活き活き!
が、新雪たっぷりの斜面はトレースが消えるほど積もったもんだから、
深雪を漕いでいくのが大変。斜度がキツくなればなるほど、さらにタフ・・・・
啓子と先頭を交互に代わりながら登っていきます。
途中で少しずつ視界が広がってくれるので、ひと息にはちょうど良い。
そして、スタートから80分。
森の中をほぼ抜けたようで、夏のハイキングコースと同じくらいの目線まで登ってきた感じ。
夏との比較画像。
さぁ、もうひと息!
と気合いが入ったその矢先、突然「whump」と呼ばれる音が響いた!
雪面が体重で沈む音のことで、近くでの雪崩を予想できるサイン。
本当に危険なときは、自分の周りが畳数枚以上の広さでひび割れて沈むほど。
もう少しで目的地だったけど、この先の傾斜がキツイので直ちに撤退。
今後のために、安全そうな樹林帯に逃げ込んでから弱層テストをしてみました。
80cm と 90cm くらいのところに弱層あり。最近悪評が高い「2/11レイヤー」かな?
今回は初めて、「ルッチブロックテスト(Rutschblock Test)」なるものを試してみました。
四角柱をショベルで叩くコンプレッションテスト(Compression Test)に比べ、
実際に人が乗るからより実践的かな? って思ったので。
正しいやり方から少し反れたみたいだったので、もう少し勉強しておきます。
途中からトレースが消えたのでルート探しが不安だったけど、優秀なGPSに案内してもらい、
実にスムーズに車まで戻って来れました。これ、スグレもの!
更に使い方を勉強して効率良く使いこなさなければ。