スキーを付けて冬のハイキングへ
何度でも言うよ、マイナス8℃は寒くないんだってば
快晴でっせー!
「澄みきった」っていうのはこういうこと!
空、空気、雪面、すべてが澄みきって清々しい。
気温マイナス8℃、無風っていう上出来すぎたコンディション。
こんばんわ、カナディアンロッキーで初心者向けトレッキング、ハイキング、冬遊びの各種ツアーを主宰している、現地在住の田中です。 http://www.ilovewintergreen.com/
あなたにも「カナディアンロッキーの冬がメチャ楽しい・メチャ美しい」 っていうことを伝えたくて、今日もこのブログを書いてみました。
冬になるたびに何度も言ってますが、間違いなく今後も言い続けますが(笑)、晴れて風が穏やかだったら、マイナス8℃はちっとも寒くないよー。それだけ陽射しが強烈だから。納得できないでしょうが、ホントなの。
だから、日陰に入るとブルっ! って、僕はオシッコが近くなるのです(笑)
この年末年始は4組の「遊び仲間」(=ツアー参加の人たちのことね)が滞在してくれるので、どんな名言を口にしてくれるのか、楽しみです。
美保さん、
亜希ちゃん、由美ちゃん、阿加那、
越山、
美恵子さん、悠紀、
みんなからの名言を期待してますよー。
このブログを読んでくれてる他のみんなが、冬ロッキーにワクワクするような感想を聞かせてね。
冬はスキーを付けてのハイキングが楽しい!
今日の遊びは「スキーツーリング」
カンタンに言うと、スキーを履いて登る冬のハイキング。
夏のハイキングコースをそのまま利用することもあれば、夏は道がなくて入れないエリアをスイスイ進むこともある。帰りは滑り降りるから、夏よりもずーっと時間が短縮できちゃいます。
今日は夏のコースをそのまま利用。シーズン始めでまだまだ積雪も少なすぎるから、無難なコース選択で。冬は長いんだから、じわじわ楽しみますよ。
そして、スキーもゲレンデで使うものとは別モノ。
"登る" と "滑る" の相反する動きをひとつの道具でこなせる、特殊な装備なのです。
①登るためには、カカトが浮くこと。
②登るんだから、後ろにスキーが下がってはダメ。「スキン(日本ではシール」を滑走面に貼ることで、それが可能になります。
③滑り降りるときは、「スキン」を剥がして、カカトが浮かないように設定。
補足したいことはたくさんあるけど、とりあえず、ここまで。
あ、年末に遊びにきてくれる人たちへ。
条件が揃ったら、もっとお気楽なスキーで起伏の緩い森の中を進んだり、凍結したデッカイ湖面を進んだり、っていう遊びを選択肢に入れてあるから。 道具はレンタルで。1日 $20くらい(税込み)
今日、いちばん見たかったモノ、
あなたにも見せたかったスゴイもの
今日は特に期待していたモノがあったのです。
それがこれ、霜の結晶。 "雪の結晶" ではなくて、霜の結晶ね。
「Surface Hoar(表面霜)」って言うの。
北米のそれは、日本で見られるものより遥かに大きいんだとか。
だから、これを見るなら、是非、ロッキーで。
仕組みは難しく言うと難しすぎるので、小学生にでも分かるように。
①昼はスカーン!って晴れてる。雲ひとつない青空。
②夜に地面(雪面)がどんどん冷たくなる。
③水蒸気=周りの細かい水が凍ってくっつき合う。
暗くなるのが早い(日照時間が短い)、12~1月くらいだけの限定モノ。
先週から雲ひとつない青空が続いていたし、レポートなどでも確認してたので、今日はとっても楽しみだったのです。
早くみんなにも見てもらいたいなぁ。
ナオは1月末に来るから、ギリギリかな。
2月上旬の真弓はどうだろう? 見れるといいなぁ。
まりりんは3月か。期待したらダメよ(笑)
今日、出掛けたのは、カナナスキスのチェスターレイクね
キャンモアから車で40分、バンフからだと1時間。
このコースにみんなと行くなら、そこそこ "がんばる" レベルのスノーシューで。
年末年始だと日が短いから、5時間くらいかな。プラス車の移動時間。
美紀子さんと悠紀には正直、キツイと思われるので、別コースで考えてるから。安心してね。
日当たりの良い南斜面だから、日陰が少なくて年末年始も快適。
ロッキーは山々が高いから、11~1月は場所を選ばないと日陰が多くて寒さも感じてしまう。
マイナス8℃が寒くないと冒頭に書いたけど、それは、ギラギラの陽光が当たって初めて宣言できること。日陰にずーっといると、寒さが染みます。
いずれにしても、この場所が冬の遊び場としては、我が家のお勧めのひとつ。
誰と一緒に遊べるかな? 楽しみ!
日没 16:40 日の出 08:22